旧版横断歩道

別に、以前ならなんてことはないのだが、近頃は横断歩道の縦線がなくなって、梯子状ではなくたんなるシマシマになってしまっている。

そういった状況下にあってなお、生き残っている梯子状横断歩道を見つけた。ちょっと狭い交差点に情報量を詰め込んだので停止線やら歩道と車道の境界線やら直交するもう一本の横断歩道なんかが錯綜している。

ちょっと、縦線と横線の間に隙間が見られるので、不完全な梯子ではある。

横断歩道とは関係ないが、この交差点の真ん中にスーッと入っている線一本の意味が不明でなんだか気になる

1998/1/24 東京都町田市

その後の散歩により、このタイプは思いのほかたくさん生息しているらしいことが、明らかになり、私の絶滅危惧物件リストからは当面削除されることとなった。(1998/2/22)


凸凹

屋外だから三和土というよりテラスと言った方がいいのだろうか、それ自体もなんだかカステラ的なところに柱の足に凸部分、その横に凹部分がある。

凸は柱の基礎であろうが、この凹部分の用途が不明である。覗き込んでみたが、なんなのかわからない。

ちょっと柱の影に入って見づらいが、そこにも丸い穴の凹が見える。

重力場の調整でもやってるのだろうか。

1998/1/24 横浜市緑区


譲れない

あるアパートの入り口。
頑固なマンホールの意志に負けて階段が丸く削られている。その影響で2段目も角を丸くした段になっている。

図らずも埋められてしまうマンホールもいる中で、なかなか意志の強いマンホールである。

しかし、右手前と比べてみると、どうもマンホールの周囲だけ低い階段が1段増えていることがわかる。
なぜ、こうなったのだろう。

こんなに、中途半端な階段状の構造を作ったら、慣れない客人が来た時や、酔っぱらった住人が帰ってきた時に歩幅があわなくてつまづきはしないかと心配になる。

まぁ、自分が住んでる所ではないから、心配するのは余計なお世話であろう。

1998/1/24 横浜市青葉区


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