換気扇の口なのか、この口の正面だけ枯れ葉が散り切らずに残っている。多分、出てくる空気が暖かいので、すでに冬であることを忘れているのだと思う。
最後の一葉どころではない。いったい何枚残ってるんだ。
とある駅の公衆便所の入り口。
問題は女性のお体の不自由な方用の表示である。
お体のご自由な方用では赤と青で塗り分けてるのにこちらはおんなじ青である。おまけに進行方向に対して逆向きである。車椅子の人用は左側にしかないのだろうかと考えてしまう。
ある種のフェミニストの方の抗議が来る前に駅長に進言しようかと思ったが、やめた。
青というのは若さを表す色である。よく知られている例なら「青春」という言葉がそうである。
先輩が後輩をたしなめるのに「まだまだ、青いな」と言ったりする例もある。はたして青い=若いであるのが、モンゴロイドの赤ん坊は「赤」ん坊のくせに尻に緑色の蒙古斑があるのと関係があるのかどうかは定かではない。
このシート青いけど、実はシルバーシートである。シルバーというのはおそらく銀髪からきてるのだろうと思うが、私は10才の頃から銀髪がある。
塾帰りの小学生らしき子どもが、その友達らしき子どもに言う。「そこは、お年寄り専用の座席なんだから座ったらダメじゃないか」そういう講釈をたれる前に、ガキはおとなしく立ってろ。
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