腰掛の下のハンドルを
手前に引けば
ドアは手であけられます。
べつにおかしな所はない。
ただ、「腰掛」というのなら、「ハンドル」というよりは「取っ手」、「ドア」というよりは「扉」ではなかろうか。と思ったのである。
なんとなく、「腰掛」と言われると、座る時に「どっこいしょ」と言わなきゃいけないような気がするのは、気のせいだろうか。
1998/5/31 JR南武線にて
JR東日本(だけか?)の車輌に、月1くらい登場する。Wonderful J子ちゃんである。
人望があついのか、面倒な仕事を押し付けられているのか、マナー向上委員とサービス向上委員を兼任している。
この月はどうやら、優先席について、語ってくれているらしい。
磯野家の人と同様に、大きな頭に細い首。彼女、実は肩凝りがひどいのではなかろうか。
念のために書いておくが、私はJ子ちゃんのストーカーではない。
1998/5/31 JR南武線にて
お年寄り優先の場合は、シルバーシートとか言ってた所。体の不自由な人のためにと、for Handicapped Personsとか、For Disabled Personsとか書いてる場合もある席。
お子様連れ、妊婦、お年寄り、体の不自由な人、のためのPriority Seat。
私はこの手の表現に「優しさ」よりも、「優れた者の偽善」を感じる。私はゆずるのは嫌いなので、ゆずる機会を避けるように、なるべく立って乗車する。
そんなことより私は、去年は白のスーパールーズだったJ子ちゃんが今年は紺のハイソックスを履いているのが気になる。
1998/5/31 JR南武線にて
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