前に書いた気もするのだが、足下だとか頭上だかの目線の変更を要求する警告文はデフォルトの目の高さに置かなきゃ意味がないと私は思っている。
頭上電線注意
しかし、素人の私が鉄塔の電線に対して、どう注意をしたらいいのだろうか。小さい頃、鉄塔をゴジラとかウルトラ怪獣に見立てて喜んでいたことを思い出した。
そういえば、最近、鉄塔の足のボルトが何者かに緩められて倒壊するという事件が起こっていた。カドミウム弾を打ち込まれたゴジラが新宿副都心のビルに倒れ込むの図だろうか。
まだ、明確な因果関係はないが、高圧線の下は電磁波が強くて体になんらかの影響があるなんて言う人もいる。
ま、注意するに越したことはなかろうが、こればかりは、注意のしようがない。
1998/3/15 川崎市宮前区
たしかに、かがんだ時の目の高さである。真上にひさし状に飛び出たところが、オーバーハングになってて危ないのである。
実家でタンスに向かってうつ伏せに寝て本を読んでいると、母が何か言っている。
「・・・ときや」
よく聞こえなかったので、上体をを起こしつつ聞き返す。「何な?」
ゴチン!!!「あう!」
「だから、上の引き出し開けるから、頭、上げんときやって、ゆうたやんか。」
1998/3/15 川崎市宮前区
はじめに見た時は「フンちゃんへ」に見えたもんだから、ついにウンコにまで依頼をするようになったか。世も末だな。と思ったのは私の勘違い。
ちゃんと犬の目の高さだから犬に依頼をしてるのだと思う。犬は自分のテリトリー明示のために、オシッコをそこらじゅうにするが、ここで言われているトイレは大小どちらも指すのだろうか?
英語と算数が分かって、2−1=の答えを言える犬というのはよく聞くが、日本語の依頼文を解する犬がいるだろうか。長くても「おすわり」の4文字が限界ではなかろうか。
余談であるが、日本の犬より英語の得意なはずの米英の犬は算数が苦手らしく、先の問題に対してはBowと答えるそうだ。
1998/3/14 東京都稲城市
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