レキシ的現場

1、2、3と来て人の形。
さっきまで現場には自動車が止まっていた。

やはり、「4」の位置に寝そべっていたのがまずかったのか。
「おい、鑑識をここへ呼んでくれ!!」

轢死的な現場である。

一時期流行ったダイ・インみたく、人身事故に対する抗議かもしれない。

1998/5/16 横浜市青葉区


奈落の底

階段を降りると、そこは、板張りで封鎖されていた。

なぜか、屋根までついている。離れだろうか。

内部からの脱出を阻むものでもなさそうだし、外部からの侵入を防ぐには半端だ。

1998/5/16 横浜市青葉区


児童返し

歩道から一段高い所に、フェンス。ご丁寧に有刺鉄線を巻き付けたり、斜めに張ったりしてある。

お子様なんかがしばしば、こういう一段高いところを好んで歩く。ご機嫌な大人も時々そういうことをする。

たしかに、この段差はずーっと向こうまでいくと、道路との高低差が大きくなり、「え〜ん、下りられないよ〜」という状況を作りがちではある。

それを未然に防ぐための、忍び返しならぬ、児童返しであろう。しかし、有刺鉄線は行き過ぎではないか。

1998/5/16 横浜市青葉区


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