Date: Mon, 14 Feb 2000
バンアレン帯 地球大気の高層に存在する高エネルギー荷電粒子の分布密度が高い帯状の領域。強い放射線が存在する。アメリカの科学者 J. A. Van Allen が初期の人工衛星実験により発見した。
説明の中に「高」という字が3回も出てくる。いわゆる「三高」である(ちがう)。おまけに「強い」のである。子供的科学ではビームか、バリヤーかなんかすごいものが地球を囲ってるのだ!!と思っていたのである。「つおいの?」くれぐれも、「すごく」と言うのを「めちゃんこ」と言わないよう気を付けなくてはならない。
赤道は別に赤潮のように見えないし、去年の暮れにどこぞの国が勝手に変更して話題になった日付変更線なんかも見えないが、高エネルギー荷電粒子の帯はいくらか見えるのであろうか?オーロラなんかは確か荷電粒子による発光現象だと聞く。
バレンタイン 聖人バレンタインの祝日。2月14日。古代ローマの異教の祭りと結びついて、愛の告白や贈り物ををする習慣がある。St. Valentine's day
ご当地、日本ではあいにく祝日ではない。各種業界の思惑と結びついて、贈り物商戦が展開する習慣がある。
昔はお菓子業界の策略であったが、今ではいろんな業界が暗黙のタイアップをしている。デパートからスーパー、コンビニいたるところで、その手の商品棚が発生し、見てるだけで、むねやけしそうになる私は、お店から足が遠のく。
私の少ない経験の中でも、バレンタインのチョコレートというのはハート型と決まっていた。義理だろうが何だろうが、ハート型なんである。手作りだと本命らしいというのが噂されたが、私は不二家のハートしか貰ったことがない(小学生の時に2度ほどである)。ちなみに、「ハート」というのはペコちゃんが商標登録しているので、他のメーカーは商品名に使えないそうだ。
その数少ない経験の頃には、まだ、ホワイトデーなるものは存在してなかったような気がする。今回の調査によると昭和43年頃から、やはり、これもポコちゃんが陰で糸を引きはじめたらしい。近頃、定着したらしい(ほんとか?)30年越しの計略である。当然、ホワイトデーは和製英語である。
一ヵ月ずらしってのが、なんとなく母の日と父の日の関係に似ている。もっともそちらはアメリカに起源があるらしい。ホワイトなのはきっとミルキーを売りたかったのだろうと思われる。ミルキーはママの味であるが、私はママを食ったことがないので分からない。私は父のタバコの味は知らないが、タバコ型のチョコの味なら知っている。包み紙の味が少し混じっている。
桃の節句と端午の節句が二ヵ月ずらしなのには触れないでいただきたい。
さて、問題です。
「ペコちゃんとポコちゃんが、オニごっこをしていました。オニのポコちゃんが、ペコちゃんにタッチすると(ちなみに、オニごっこでタッチすることを、私が子供の頃は「デンつく」と呼んでいた。タッチする瞬間には当然「でーーーん」と自ら擬音語を発するのを欠かさない)、勢い余って、ペコちゃんは転んでしまいました。さらに具合の悪いことにペコちゃんはそれっきり帰らぬ人となりました。なぜでしょう」
なお、ポコちゃんの罪は業務上過失致死である。最愛の人を自らの手にかけたポコちゃんの苦悩は想像を絶する。
答えは番組の後、おしらせします。
頭の中で、虎と馬のキメラの怪物が暴れる。
私は「好」という言葉には抵抗がない。ないけど、字が下手なので、紙に書くと横倍角がかかって「女子」になってしまう。昔からお習字の時間でも、偏と旁のバランスが良くなかった。
幼い頃、母と一緒に銭湯に行って、女湯で誤って深い方に入って溺れかけた。
小さい頃、好きな子がいて、夢の中で、彼女が、特撮ヒーロー物みたく、悪の秘密結社にさらわれた。ぼくは、助けに行ったのだが、彼女は首だけになっていて、生首の彼女は「間に合わなかったね」とさみしく微笑んだ。
大学生の頃、英会話の学校の体験入学みたいなのに行って、ネイティブの女の先生が書いたコメントは"He is too shy."であった。
いくらか大きくなった頃、「お付き合いできないだろうけど好きです」という意気地のない恋文というか、ネタを書いた。返事をもらっただけで、たいそう喜んだのだが、ずいぶん後になって、丁重に振られていたことに気がついた。
伝説の動物、虎馬と対決させるために麒麟をあおる。
聖人の祝日ということなので、この際、告白というか懺悔をしておこう。
「私は、小さい頃、久しく、バチカンのことをバカチンと読んでました。おゆるしください。アーメン。」
---MURAKAMI-TAKESHI-IN-THOSE-DAYS------------------------------------
当時の本 『知の編集術 発想・思考を生み出す技法』松岡正剛(講談社現代新書, 680円+税)別に、読まなくたって、思いつくけどさ。なんちて。生きてるってことが編集だと言えなくないのであるな。なるほど。
当時の世 私のサイトからもリンク張ってるのだが、スヌーピーの生みの親チャールズ・シュルツさんが亡くなった。
当時の私 コンビニに行ったら、メダル型のチョコレートがサービスで入ってた。
こたえ)ペコちゃんは、いつもベロを出してるので、転んだ拍子に舌を噛み切ったから。