(む}Jack has a bat and two balls.

Date: Mon, 27 Aug 2001

さて、タイトルは往年の某スポーツ用品メーカーのコピーである。私も元野球少年(と言っても、別にリトルリーグに所属したわけではない。というか、幼い頃から肘を酷使したらいけないらしいと、逆に、鍛えるのを控えてしまったのかもしれん。とりあえず、ライパチ君よりは、エースで4番であろう。)高校野球に憧れた時期がないではないが、なんだか、野球熱は小学生の時に冷めてしまった。その後、自分も高校生になったのだが、なんだか野球だけ特別視されてる気がしないでもなかった。大新聞社が後ろ盾だからかもしれん。やる方だけでなく、見る方も熱意がないらしく、野球のテレビ中継を見たり、球場で観戦したりして、すごく盛り上がっている人を見ると、なんでそんなに盛り上がれるのだろうと不思議に思うことがしばしばある。

いつの間にか(っていうほど無意識でもないのだけどね。)、高校生よりは随分、歳をとってしまって、中継を見て「んん、若々しいねぇ。」と思ってしまったりする。ぼくもちゃんと、あやしい(いや、別に怪しくなくても良いのだけど)おじさんに見えてるのだろうか。と近所の小中学校のそばを通る時に、児童や生徒とすれ違う時に、思う。

こないだ帰省して、実家に帰った時、今頃になって、「んん、高校野球が民放でVHFとUHFでリレー中継して全試合放送してるのは、近畿地方だけなのね。プロ野球も、阪神の試合だと、朝日放送とサンテレビで試合終了まで中継するものな。なんか、よその局で、9回裏の土壇場ってのに、『中継時間の終了が迫ってまいりました。』なんて終わるのは、なんだかなぁ。なんて思う。」


というわけで、決勝戦までは某国営放送と、某国営教育チャンネルのリレー中継にお任せな東京地方なのである。(ま、厳密には、私の住んでるのは神奈川県であるが。)

で、実家のある阪神地方では、一日中、民放で、高校野球の放送をしている。民放は、某国営放送とは違うので、CMというのが入る。各校攻守交替のタイミングに入るのである。つまり、9回まで進むとしたら、都合、18回、CMの時間があるのである。そして、今回は物置のヨドコウと、NTT DoCoMoグループ、SxL、タマノイ酢がどうやら、メインスポンサーであったらしいのである。

開けやスイスイ〜 パ〜ヤ パ〜ヤ〜
Featuring バカボン一座(c)フジオ・プロの連日流れるCMにすっかり洗脳されたのか、私の弟君は、ふと隙を見せると、この唄をくちずさんでいた。恐るべし。しかし、だからと言って、我が家が物置を買うか。と言われれば、極めて謎なのである。(ヨドコウのHPにQuickTimeムービーがあるようです。)

ちょっと手元に画像がないのでありますが、SxL。なんか詩が紹介されていた。中でも、なにやら昼寝を主題にしたようなやつで、「目をつむりま〜す」「目が覚めるまで、さよ〜なら〜」ってのが、なんか、子供心の深さが響いて、いいなぁ。と思った。だからと言って、我が家が建売の住宅を買うわけもなく。母は、父が「家、買うたら、本籍をこっちに移すって言ってたのは、どうやらウソだったらしい。だまされた。」と言っている。ついでに自営の店の仕事はしなくてもいいという約束で結婚したはずなのだけど、だまされた。とも言っている。だまされても別れてないのが不思議であるが、まぁ、それなりに仲が良いのだろうと思う。あ、でも昔はセミダブルの布団で一緒に寝てたのに、この頃、別の部屋で寝てるらしい。家庭内別居である。

半ば、お約束的に、この時期には、チアリーダーをローアングルで撮ったとか言う容疑で捕まる人がいるのであるが、テレビカメラのポジショニングもなかなか微妙であるわけで、んん。

なんか余所のカメラマンさん、フレーム内に入ってきてますね。ま、まだ普通のアングルでしょうか。

ファールボールの打球を受けて重傷になった応援の演奏団の学生さんもいたようで、補欠の野球部員がファールボールを受け止めるように配置されてる高校もあったようで。不埒なカメラさんを排除する監視の応援団もいるのかもしれんね。

球場の応援席は否応でも階段状です。ミニにタコな方は要注意です。


タマノイ酢、深出茶。
ベンチに佇む、深出茶。その前を通り過ぎるジーンズの人。

流行とは関係なしに、熱中症対策は大事です。サンバイザーにボーダーなノースリーブの女の子。どうして、女の人は腕や胸元があらわな服装をよくするのだろう。なんて思いつつ、球場の観客席だと、どうして上半身はだかな男の人が結構いるのだろう。そう、休日の堤防にもよく上半身はだかの男の人がジョギングしたり自転車こいだりしている。何故だろう。


ベンチに腰掛ける彼女。短いシャツとジーンズの間から腰が、チラリとあらわ。

いや、流行りのせいか、その、腰、見えてる女の子、たくさんいますけどね。なんか、慣れないな。ドキリとする。


一難去って、また一難。左上の女の子の頭からかぶっているタオルがハラリとなって、胸元が気になってしまう。
なにやら、若い娘らのなかには「エロかわ」(セクシーでかわいいという意味らしい)というコンセプトを打ち出す人たちもいるらしく、困っちゃうのである。あ、あの、ぼく、見てもいいんですか?

試合とは関係なしに、ピンチは続く。
ベンチの彼女は、ガシっと、ペットボトルを鷲掴み。

似非古井戸先生によると、細く立つものは、なんでもちんこなわけで、それを、ガシっと掴まれると、困るわけで。
ガチンコチンコカチンコチン。チーン。


間髪入れず、続く。タマノイ酢、ネプチューントリプルダイエット。

前かがみで、扇風機に当たるおねえさん。胸元に風を入れてるのだろうか。んん、なんとなく前に回りこみたい。

突然ですが、扇風機と言えば、チョーヤの梅酒。満里奈さん。扇風機の風をスカートの中に流して涼んでいると、裾が捲くれ上がりそうになって、慌てて押さえる。 このCMを見た、わが母、敬子さんは「あ、私もこれ、よくやる」

私は、無言で、「あんたがするのは、裾を押さえるのでなくて、自分の手で裾をバタバタさせて扇ぐことだろ」とつっこむ。


そうこうしてるうちに、フレームの中のショートパンツのおねえさんは、やおら、こちらに向いて歩いてくる。

フレームの外の、フレームの内の、ホールターネックのおねえさんは、少々、暑さに参っている。


椅子に腰掛けようとするおねえさん。ああ、そのおみ足の、あんまり太くないふとももののどこから上が、お尻なんですか。そんな細い足しておいて、まだダイエットするのですか?

フレームの外の、フレームの内のホールターネックのおねえさんは、やおら、手鏡を取り出す。


お化粧を直し始める、フレームの外の、フレームの中のおねえさん。夏の日差しはきつい。しかし、メイクは出番の前に済ましておいた方が良い。


残念、おねえさん、リメイク前に画面切り替え。

そして、フレームの中のおねえさん。ガシっとペットボトルを鷲掴み。ジーンズのおねえさんより、ちょっと手首の角度がやわらかめ。


広末涼子さんの、はちみつ黒酢ダイエット[帰宅編]のQuickTimeムービーは、タマノイ酢のHPで見れます。 しかし、どことなく、往年の山口美江さんのしば漬のCMを想起するのはなぜだろう。


かねてより、私は主張しているが、「見えそうで見えない」の方が、「見えそうで見えないものが見えた」よりもエッチだと思っている。もっともエッチという言葉は、そもそも、変態HENTAIの頭文字に由来すると聞いたことがあるので、変かもしれない。今回、解説のために、画面のキャプチャーを使用したが、言うまでもなく、静止画は時間的刹那性を損なうものであり、真のチラリズムには少々反するところがある。じっと見つめてはいけない。一瞥の下に、一期一会なのである。

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