[*]Acupressure Foot Device

Sat, 24 Jan 1998

毎度のごとく、この手の道具というのは宣伝文句が真面目なんだか不真面目なんだかよくわからないところがおかしくって良い。

今までの竹ふみでは、満足できなかったあなたに
一日5分の球体パワーで あなたもみるみる超元気!!
球体パワーが足ウラ深く浸透。
球力 キューリキ 足ウラ元気の達人
驚異!中国二千年の足ウラ元気術
足ウラ刺激を根底から変えた21世紀の足ウラ健康器!!

中国の歴史は語る人によって2千年だったり3千年だったり4千年だったりするのだが、これがあと3年後に控えた21世紀の健康器なのである。

足型のプレートに溝が切ってあって、所々に付属の球が固定できるように丸く広がった穴がある。全部で11箇所あるその場所に順番に球を固定しつつ、これを踏む。最大で体重の半分くらいをかけるとよく効くそうだ。この球がピンポイントでツボ刺激のようなことをやるのだろう。

試しに1番のいわゆる土踏まずの場所に球を置いて踏んでみる。
「メッチャ痛いっちゅうてんねん!」

※使い始めは痛みを感じるかもしれませんが、痛みが大きいほど効果が高いと言われるほどですから問題はありません。使用初期は体重を少しずつかけるようにし、徐々にならしていくと良いでしょう。

なんだかこの、「痛いほど効く」というマゾヒスティックな解説文は、以前に紹介したハリボーイとちょっと似ている。

1箇所の刺激が終われば、「球の移動は、爪先で軽く押して下さい。」とあるのだが、ただでさえ、脂足で粘着質なところに体重の半分もかけて押し付けたものだから、球はしっかり足の裏にめり込んでくっついてくるのでありました。

なお、体重の半分以上をかけたら破損の恐れがあったり、体重が90kgを超える方は要相談だったり、食後60分はやってはいけなかったり、使用後は180cc以上の水分を摂取する必要があったりします。

さぁ、左足の刺激が終わったら、プレートをひっくり返して右足だ!

目次へ戻る