賽銭箱

自動販売機のそばに溝があって、そのフタがスノコ状になってたら、つい、なんとなく、返却口からお釣りを取り出すときに、賽銭にして放りこみそうになるイメージが湧いて慎重になるのは、私だけだろうか。私だけだろうなぁ。

2000/1/16 川崎市多摩区


乗車拒否

小川さんの車に乗せてもらうには、厳格な審査をパスして契約を取り交わさないといけないらしい。(うそです。怒んないでね。)

2000/1/16 川崎市多摩区


囚われた意識

はじめは、下のいわゆる「囚われもの」が目に入り、わたしは足を止めたのである。じっと見てると、なんだか、この空間が変な感じがする。

そう、たしか、「そだいゴミ」の「そだい」は「粗大」だったはずだ。「祖大」と書いてある。「先祖」とか「祖先」とかの「祖」だ。おまけに「大」だ。恐竜かなにか、そのゴミの権化みたいな怪物のイメージが湧く。

さらに読みすすむと、「禁止」と書いてるのだと思うのだけど、「禁」の字が、「林」に「止」だ。「埜」にも似ているが、違う。きっと、書いた人は、止めたくて、止めたくて仕方がなかったのだ。

それにしても、この囚われているブツ。ゴミなんだろうか。なんなんだろうか。ゴミだとしたら、やはり、これは粗大ゴミなのではないだろうか。

2000/1/16 川崎市多摩区


前の物件へ 路傍の意志へ 次の物件へ