Super seat premiumDate: Tue, 11 Jan 2005
すっかりネタの発行が滞っておりますが、なんとか生きてますMucciです。この年末年始もなんとか、お休みと優待券を頂戴して帰省して参りました。 さて三度目のチャレンジになるスーパーシートですが、JALは昨年、スーパーシートを廃止してJシートという制度になり、お酒も飲み放題ではないとのことです。いや、お酒を飲みたいのなら、飛行機に乗るより居酒屋に行くべきです。というわけで、今回はANAなのです。 12月から、ANAは羽田空港の第二ターミナルからの発着となるので、つい、いつもの癖で京急の後ろの方に乗るのでなくて、前の方に乗りました。迷子になったら困るので、やや早目にでかけようと思い、おもてを見ると、大晦日の関東地方はまれな大雪でした。公園にはそれなりに立派な雪だるまが完成していました。飛行機、飛ぶんかいな。と思いつつ、コートを羽織って出掛けました。 大晦日の新しい羽田第二ターミナルは比較的空いていました。こういう、こぎれいな新施設が出来たら、ガメラかゴジラに襲われるはずなのですが、世間はおだやかで、ただただ、有人の航空券購入のブースのみ長蛇の列でした。みんな株主なのでしょうか。自動チェックイン装置は暇そうでした。「株主優待券等ご利用でないお客様は、こちらの自動チェックインをご利用いただけまぁす。」 延々30分くらい並んでいました。航空券の購入は出発予定の時間の20分前で終了らしいのですが、じりじりとその時間がせまります。係の人が「17時45分発の○○行きをご利用のお客様はいらっしゃいますか」と声を懸けていました。幸い、私は18時発のお客様予定です。 せこい人が、みんなが長蛇の列になっているのに、出口側から、しれっと窓口に入って行きました。 なんとか出発の30分前に券を購入しました。通常価格23,300円のところ、今回は贋株主なので、15,550円です。そそくさとゲートに急ぎます。お急ぎのところ、「18:00発大阪行きですが、要整備箇所が見つかったため、18:20発の予定です。」はぁ。 ようやく乗り込みます。援助が必要なお客様や、赤ちゃん連れのお客様、子供一人旅のみなさんと同じタイミングで優先搭乗な感じ悪いプチブルの私です。今回は飛行機の前端のどん詰まりの2列目です。「本日もご利用いただきありがとうございます。客室を担当致します○○です。コートお預かりいたします。貴重品はお手元にお持ちください。」と、ごあいさつ頂いて、コートを預けた。 「おしぼりでございます。熱いのでお気を付けください」と、トングでつまんでおしぼりを渡された。んん、手渡しの方がいいかも。 やはりスーパーシートは広いよね。思わず、JALのJシートの広告の矢田亜希子さんみたく斜め座りしたくなる。 なかなか飛ばんなぁ。と思っていると機長さんから機内放送。「お急ぎのところ、おそれいります。当機は5台の離陸待ちです。」 そしてようやく離陸。雪雲を突き抜ける時、やや揺れたが、ポーンとシートベルト着用サインが消えると、慌ただしく、食事がサーブされた。今日のメニューは、
合計 565キロカロリー。ちょっとぜいたくなコンビニ弁当って感じ。しかし、鮭にしても数の子にしても、向こうが透けてみえそうな薄切りスライス。しかし、ちゃんと、ごはんは、小さな俵状に型の入った幕の内弁当だ。ずわい蟹御飯と言っても、なんかヒモみたいな蟹の肉がちょろちょろ乗ってるだけ。 せわしなくかき込み。一息ついて、お、なんかスリッパがあるぞ。どうやらこれがプレミアムか。と靴を脱いで、スリッパに履きかえる。しかし、脱いだ 靴が所在なさげで、なんだか貧乏くさい。あかん。悪酔いしそうだ。と自分のペースでなく飛行機のペースで飲む私。フットレスト出して、リクライニング 倒して、くつろぐぞ。 と思った瞬間。ポーンとシートベルト着用サインが再び点灯する。CAさんが慌ただしく預けていたコートを返しに来た。 束の間だから贅沢なんだろうか。なんて思いながら、ドスンと着陸。タクシーに乗って、自宅へ向かう。「東京の方、すごい雪やったらしいですなぁ。 飛行機もなんか、それで遅れたとか。大阪も朝方、みぞれでしたよ」と運ちゃんの世間話に気のない相槌を打ちつつ、いや、雪のせいで遅れたんや ないんやけどね。ま、そんなこと説明してもしかたないか。と揺られていた。
---MURAKAMI-TAKESHI-IN-THOSE-DAYS------------------------------------ 当時の世 あいかわらず、世間のことはよく分かりません。どうやら、着物の人が多かったから成人式らしい。 当時の私 というわけで、今年から個人投資家な私です。航空会社の株は、まだ買ってないけど。とりあえず、自分が売り上げに貢献している会社の株を買ってみる。 |