(む}Time will tell...

Date: Mon, 22 Apr 2002

なんだかいつもよりひどい下痢と肩凝りと、間欠的な眠気と目眩に襲われておりますMucciであります。日曜日は雨が降っていたので、部屋に籠もっておりました。

ナマモノは腐る。どうして生身の身体は腐らないのだろうか。私の部屋には冷蔵庫がない。なのでナマモノは保存できない。では、私の身体はナマモノではないのか?それは多分、イキモノだからに違いない。

イキモノには寿命がある。ナマモノには期限がある。いや、生でなくても、期限はある。私の冷蔵庫と電子レンジは数百メートル離れたところにある。コンビニとも言う。しかし、傘が行方不明の現状を鑑みると、ちっとも、コンビニエンスではないのである。わざわざ濡れながら店まで行って、傘を買うというのもなんだ。

基本的に食料を保存するという発想に欠けている私は、大概、その日に消費する分だけ買ってきて、全部平らげてしまうので、備蓄がない。そういえば、以前にもその手の考察をしてみたような気がする。

いわゆる、お惣菜やお弁当ならまだしも、缶入りや真空パックものや、乾物なら、いくらか保存が利くではないか。保存が利くものを買って当日に消費するというのは、なんだかもったいないような気がしないでもない(多少、「もったいない」という価値観が、世間とずれてるような気もするが、とりあえず、そういうことにしておく)。その製品の保存能力を使っていないからである。

3月のある日の私の食卓に上がった、もとい、我が家には食卓などないので、偽フロ−リングの床にゴロンと転がったコンビニ袋の中身、を、チェックして見ると、

商品 包装 保存条件 期限
チーズ鱈 アルミパック 直射日光、高温多湿を避けて常温 賞味期限:約3ヶ月半
チョリソー シュリンクパック 要冷蔵10度以下 品質保持期限:約1ヵ月後
野菜揚げ プラスチックトレイ+ラップ 要冷蔵 賞味期限:2日後
ビール 衝撃、冷凍庫保管、直射日光の当たる車内等高温になる場所は 避けて下さい。 賞味期限:約8ヵ月後

先に述べた保存スペックで言うと、チーズ鱈を買ってその日のうちに喰い尽くすのはどうもなぁ。なのである。だがまとめて買ったからと言ってメリットがあるか?たぶん、大雨で籠城する際の備えになるに違いない(と力説しても仕方がない)。チョリソーは一ヶ月くらい持つようだが、未開封冷蔵が前提である。野菜揚げは、もっても二日、しかも要冷蔵となると、この選択は良さそうである(なにが?)。

缶ビールの保存期間というのは、思うに、メーカーやお店の在庫調整のためであろうか?いや、8か月も在庫を抱えるようじゃ、経営的に困った話である。だとすると、やはり客がうっかり飲まずに置いていた場合に備えてだろうか。半年以上、常温で放置された<生>ビールというのも妙だ。なお、私は、買ったら買った分、全部飲んでしまうので、在庫は持たない。それに、空のアルミ缶は軽いのかもしれないが、液体は、大量に買うと重い。

以前、読者の方から、環境負荷の観点から、アルミ缶はやめて瓶ビールにしてはどうかと、ご指摘を受けた。だが、我が家には、勝手口もないし、三河屋さんとも親しくないので、缶である。少し前まではコンビニで買うのも、なんだか憚られて、自販機購入だったくらいに、自称人見知りである。

商品 包装 保存条件 期限
牛乳 紙パック 要冷蔵10度以下 賞味期限:4日後
サンドイッチ ラップ 特になし。 賞味期限:翌日午後5時

さて、晩酌メニューで終わりかと思いきや、袋の中にはなにやら別なものが入っている。酔っぱらってコンビニに行くと、なんだか余分な買い物をしてしまってるケースが多い気がする。

普段、朝御飯を食べる習慣がないくせに、ご丁寧にも買ってあるのである。何度か、買ってあることを忘れて、数日後、なんだかパンパンに膨れている牛乳パックや、別な鮮やかな色になってるサンドと出会ったことがある。

お、気のきいたことに、ドリンク剤まで入っていた。

商品 包装 保存条件 期限
ドリンク剤 茶色の小瓶 直射日光をさけてなるべく涼しい所 使用期限:約3年半後

さすがにドリンクだと、「賞味」ではないらしい。

手元にあった、一日使い捨てコンタクトレンズの期限は2007/01とあった。一日使い捨てなものを果して5年も大事に持ってるかは謎である。

冷蔵庫が先か、電子レンジが先か、それが問題だ。いや、乾燥機が先か。雨降ってて、外に干せないし。その前に、本日の晩飯の用意がないのが問題であった。雨降り止まず。この雨の中、買出しに行くべきか、行かざるべきか。それが問題だ。死活問題ではないけれど…(結局、行ったらしい。)

---MURAKAMI-TAKESHI-IN-THOSE-DAYS------------------------------------
当時の本 『男の子って、どうしてこうなの?』スティーヴ・ビダルフ著、菅靖彦訳(草思社,本体1400円+税)原題は"Raising Boys"、邦題のサブタイトルが「まっとうに育つ九つのポイント」。まぁ、私はまっとうとは言いがたいし、母も「育て方まちがったかなぁ。」と、つぶやいていた。ま、変わった人でもいいんじゃないかなぁ。とは思うのでよいよい。
当時の世 阪神が強いらしい。
当時の私 チョリソーって、「調理ソーセージ」の略だと思っていた。が、スペイン語だったのね。

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