Breathe right

鼻孔拡張テ−プBreathe Rightです。

貼るだけで鼻孔を拡げるプラスチック・バ−内蔵テ−プです。

一時、マラソンやＪリ−グやＦ１のＴＶ中継なんかを見てると、選手がつけてるのを見かけることができました。鼻筋に貼ると内蔵されたプラスチック・バ−の弾性によって、鼻孔が拡大され、いくらか鼻の中の空気の流れがスムースになり、呼吸が楽になるという仕組みなのでしょう。

鼻の中がなんだか妙な管形状になっているのは、外気をストレートに肺に入れるのは良くないからだと聞いたことがあります。ちょっとクネクネした鼻孔を通るうちに、鼻毛や粘膜を使って微小なゴミを捉えて、かつ、空気温度を体温と馴染ませて喉に通す。そうしないと、喉の粘膜の負担が大きくなって、「ノドがイタ〜い」になってしまうのです。

横隔膜の運動にあまり変化がないとすると、実際に肺に入ってくる流量そのものには大きな変化はないのではなかろうかと思います。でも、鼻の通りが悪いと気分が悪くなるので、一概に酸素の流量だけで楽になるかどうかは分かりません。

パッケージには

• 鼻孔が拡がる。
• 鼻がスッと通る。
• 鼻のつまり、いびき解消。
• 安眠・熟睡できる。
• 副作用がなく安心。

とあります。が、「鼻の孔が大きくなる」というのは審美的に言って重大な副作用だと思われますし、鼻筋に装着した姿はあまり格好の良いものとは言えないし、鼻先にこんなものを貼ったのではうっとうしくてかないません。

パッケージのモデルは鼻の高いコーカソイドの男性です。コーカソイドの人は鼻が高いので、モンゴロイドの人に比べると、そもそも鼻の孔が大きいのです。それにモンゴロイドはあまり鼻筋が通ってないので、プラスチック・バーのバネ効果は少し落ちると思われます。