3分間と言えば…
カップラーメンの調理時間…ウルトラマンの活動時間…ボクシングの1ラウンド…固定電話の市内通話10円
ボンカレーの調理時間
短いスピーチ…歌1コーラス?
まぁ、おおよそ、「短い時間」の単位として一般に認知されている。もちろん「3秒ルール」とか「15秒ルール」とかあるし、、そもそもの時間の単位の1分とか…1分って、どう決まったのだ?
おそらく、1日は日の出から次の日の日の出としたら、それを24分割してさらに60分割したのだろう。
カップラーメンについては、製造メーカーの日清さんのサイトに公式見解がある
カップめんの調理時間はなぜ3分なのですか? また、製品によって時間の違うのはどうしてですか?
一番おいしく食べられる時間が3分だからです。
また、3分は長くもなく、短くもなくちょうど良い時間といわれています。
同じく、食べ物としては、昔懐かしいボンカレーの「3分間待つのだぞ」
https://www.youtube.com/watch?v=UYqyaIE7oZ4
当時流行した時代劇『子連れ狼』のパロディで、笑福亭仁鶴が『子連れ狼』の主人公・拝一刀に扮し、仁鶴の「3分間待つのだぞ」という台詞と「じっと我慢の子であった」のナレーションが大ヒット。
製品の歴史については、製造メーカーの大塚食品のブランドサイトが詳しい
なお、今のボンカレーはレンジで2分くらいで作れる。湯煎なら3~5分。
では、なんで、3分間だったのか?
それについては、サイトに記載がないので、大塚食品に聞いてみたが
調理の出来具合や味について試作を重ねた結果、3分に落ち着いたらしい。
料理は科学であるから、温度とか物性の変化とかで、時間は決まるのか。
ウルトラマンは何故、3分間しか戦えないのか?
それは、彼らの故郷の光の国に比べて、地球に届く太陽の光が弱いからという劇中設定がある。
思うに、もしも、ウルトラマンにカラータイマーがなくて、感覚や意志で戦っていたら、かなりの確率で命を落としていただろう。
で、現実世界の演出上の理由については
ウルトラマンはなぜ3分間しか戦えないのか?生誕50周年! ウルトラマン秘話 【ひでたけのやじうま好奇心】
「ボクシングの試合が1ラウンド3分間だから、ウルトラマンも合わせよう」
え?
では、その引用元のボクシングは?
ボクシングは3分間戦って1分間の休憩を入れるという決まりになっています。
だから、なんで?そう決めた?
どうやら、昔は無制限一本勝負だったらしい。
しかし、
・観客が飽きてくる
・選手が死ぬまでやることになる
などの理由で、競技とか興行という点で歴史的に1ラウンド3分に落ち着いたようだ。
黒電話、いわゆる固定電話の市内通話は3分10円
職場の朝礼などの短いスピーチは3分間
これは、一つの要件を話すのに短いと伝わらない。長いと聞いてる方が飽きたり質問したくなる。という経験からくる時間という説が濃厚である。
歌謡曲の1コーラスが3分くらいなのは、昔の10インチの78回転のレコードには3分くらいしか入らないから…と書いてるサイトがあった。
そうして、人々の中に
短い時間=3分間
という文化が形成されたのであろう。