情報の海のノイズで溺れないために 1

情報の海のS/N比を下げることは事実上、困難である。いや、不可能である。
リアルな海でも、海洋のプラスチックごみを拾うプロジェクトのニュース記事は見たが、プロジェクトが大き過ぎて、個人で出来るものではない。

ノイズを0にするのは無理である。海を全部純水にしてくれというのに近い。

比較的、汎用の一般的に近い情報なら、Google先生というか、あの先生は色々と記録の在り処を知っているだけで、そんなに賢いわけではない。
でも、記事の順番は、スマートでディープなAIの技術が応用されているはずだから、それを個人でフリーつまり無料で使えるのだから使わない手はない。

最近の私は、特に個人的な思い入れは持たずに、上位5~10個のサイトをざっと見ることが多い。

それでも、検索上位は、たまたま私の検索キーワードが在りがち過ぎたのか?記事を書いている人が、いわゆるSEO(Search Engine Optimization)的に散りばめているのか?単なるまとめサイトであることがある。まとめサイトは有力ではあるが…

極めてアナログな?というか、レガシーな?手段になるかもしれないが、ドラスティックに
情報の海に入らない
という手法だってあり得る。このあらゆる人の知恵の集まりを利用しない手はないのであるが、あらゆる人の無駄だって塵積もっているのである。その塵がだれかのためには有用なこともあるだろう。

となると、
専門家に聞く
然るべき有力な人のフォロワーになって、その人のキュレーションというか目利き力に頼るというのも一つの有力な方法であろう。

従来は、そこはマスコミというか、主に、新聞や地上波が担っていたのであろうが、速度や範囲が狭いというか、私は久しく、新聞は取ってないし、テレビは観ないことにしている。本格的に受像機も排除してNHK受信料とやらも払ってやんないことにしたのは一年くらい前だけど。

ニュースサイトやアプリの上位のニュースは、世間での注目度や、見ている人の好みを何らかの形で順位化しているのであろう。
最近は、ニュースサイトも使うのもやめようかと思ったりする。まだ、TwitterやFacebookでダラダラ雑にタイムラインに流れているのをぼんやり眺めて、これというのを、もう少し広く・深く掘る・潜るのが良い気がする。

なんにせよ。自分のスタイルで、あまり自分の思いや好みに固執せず、昔の武術とか習い事の型のように情報に触れられれば、精度の低い問題に不用意に立ち入る前に、立ち去ることも可能ではないか?

特に、その話題を専門的に取材しようという立場ではないのだし、ニュースサイトやまとめサイトをユルユルとクロールしている暇もないのだ。Yahoo!ニュースで話題なことなど、自分で探さなくてもゴシップ好きな人が口頭で話してくれるだろう。

もう少し、他の話題も書くつもりだったが、字数が多くなったので、一旦、筆を置いて(当然、筆なんか持ってない。喩えです)、別記事で書きたい

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