生産性向上のためにGTD “Get Things Done”

個人的な働き方改革の一環としての生産性向上とやらのために、先日からGTD”Get Things Done”とポモドーロテクニックに再入門しようとしている。

もっとも、昔は毎日終電、土日も出勤だった私であるが、今は、裁量労働制でもフレックスでもない定時一般勤務だし、残業しなければならないほど仕事を抱えている訳でもなく、むしろ8時間勤務を持て余しているくらいだから、もったいないという、世間でいう効率化とは逆の効率化である。

だからと言って、職場の中で「何か仕事はないですか~」と御用聞きだか下働きみたいなことをするつもりもない。

幸か不幸か、なんの努力もしなくても、時間は毎日チャリンと24時間プールされるベーシックインカム制度なので、その資源を有効に活用しなければならないのである。もちろん、何もしないでゆっくりするのも有効な手段の一つである(それを職場でやると、ヤル気ない人に見えてしまうので困る)。

さて、GTDを実行するにあたって、上手く行かないのはレビューもそうですが、まず、プロジェクトのバラシではないかと思いまう。

GTDのプロジェクトを理解しやすくする1つの考え方!!

つまり、複数の行動できるタスクに分解して
それらをすべて実行完了したら、
元のタスク(プロジェクト)も実行完了するということです。

タスク分解の公式のようなもの

タスクの分解をする上で、重要な要素は、
A.自分による実行(あるいは自分の参加)
B.誰かへボールを渡す
C.誰かからボールを受ける
この3つになると思います。

つまり、実際に起こるアクションを書き連ねて段取りや式次第のようにすると見えやすいと。

抱えてしまった悩みや問題、まずはGTDで小さく分解しよう。

GTD全般について書かれているので、これから始める人が見るのにも良いかも。

大切なことは、自分が思い描く目標に向けて、必要なタスクを、【今日の自分でできそうなところ】まで具体化・細分化することです。なぜならば、不安や抵抗が小さければ小さいほど、人は行動しやすくなるからです。

テクニカルなノウハウも大切ですが、「行動しやすくなる」という心理的障壁を低くするのが大事ですね。

GTD 駆け込み寺 (1) 多すぎるプロジェクトの処理方法

あらかじめ太字で大書しておきますが、私は GTD のエキスパートではありません。自分ほど GTD を失敗している人もいないだろうと思うくらい、日常的に GTD の鞍から滑り落ちてはまたよじ上ってを繰り返しています。
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そのプロジェクトは全部「実行可能」で「完了可能」でしょうか?

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抽象的なままだと、リストは悩みや、できれば向き合いたくないたくさんの事柄の集積場となり、「うんざり」という気持ちになってしまいがち。

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まず最初に、たくさんあるプロジェクトのうち「Next Action」がちゃんと存在するものと、漠然としているものを分別します。
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次のアクションが存在しない・定義できないものは細分化、プランニングが不完全なものですので、まずはこうしたものを探し出して「再検討」のフラグを立てておきます。
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「Last Action」が明確にできないと、いつまでたっても終わらない。
こうしたプロジェクトには、David Allen のいう Outcome Focusing、つまり「どんな結果が欲しいのか?」という答えを作ることが必要ですので、ステップ1のプロジェクトと同様「再検討」のフラグをたてましょう。
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GTD の面白いのは、「10000m に行くには、まず滑走路のゴミをなんとかしなければいけない」というボトムアップの考え方をしている点です。
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プロジェクトの持続時間で区切るのがよい指標になります。つまり「7日以内にやっつけなければいけないこと」と「今月中」「半年以内」のプロジェクトとを分離するわけです。
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GTD を始めたばかりなら、80% のプロジェクトは Someday / Maybe にいったん格納して、そのなかでも緊急性・重要性の高いものを一つずつ「昇格」させて片付けてゆくのが良さそうです。
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GTD で頭のなかにあることを全て書き出すのはすべてを同時に実行するためではありません。

GTD(Getting Things Done)は『中途半端』に実践するのがちょうど良い

•やるべき事…のうち、忘れそうなものを Inboxに
•Inboxの内容のうち、今日中にやらなければならない作業は行ってアーカイブに。それ以外は「次のアクション」に。
(作業の見込み時間では判断せず、〆切ベース)
•「いつかやる」には分類せず、「次のアクション」にすべて入れて、リストを毎日眺めるように
•「連絡待ち」「カレンダー(スケジュール)」は利用するが、必ず締切日を適当にも設定して、アラートが出るのに任せる。リストは見直さない。
•「プロジェクト」になるような大きなタスクは、Todoツールではなく Backlogに

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